2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大学の人材劣化2

海外で一人厳しい環境を潜り抜けてきた研究者仲間たちと話していて、皆の意見が一致する土着日本人大学教員の特徴がある。それは、彼らが研究者を研究の「内容」で判断しないことだ。簡単にいえば、他人の研究内容には全く関心を示さないのだ。例えば、理系…

大学の人材劣化

宮田秀明の「経営の設計学」NB Online より引用 大学の人材劣化をどう克服するか ・・・ しかし一方では、大学の教員の行う研究に期待する声は年々低くなっているようだ。「大学の先生にはできないでしょう」と面と向かって言われることもある。残念ながらそ…

ソニー2

家畜化した大学教員の皆様への教訓2プレステ生みの親、久夛良木氏のお言葉: 今、僕は世の中がリスクをとらない風潮に向かっていることをすごく心配している。産業界に共通してリスクをとらずに、確実に利益をとりにいく風潮があるよね。例えば、かつてのソ…

ソニー1

ソニー最後の異端―近藤哲二郎とA3研究所 (講談社文庫 た 64-4)作者: 立石泰則出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/05/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (8件) を見る大学教員と何十年も関わるより、この本一冊読んだ方が教育…

やはり日本の人文系大学業界のことを書くことには猛烈な虚しさがつきまとうなあ。。。

パラダイス自治

ある程度個々人の能力が試される組織では、採用活動が最重要事項の一つになる。小規模の組織ならなおさら採用した人間一人一人が組織存続に直結するので、真剣にならざるを得ない。こんなことはだれでも知っていることだ。とはいえ、自分自身採用にかかわれ…