突然死ーアメリカ編

全米キャンパスで吹き荒れる学生デモとギリシアよりも危険なカリフォルニア州の財政問題

3月4日、国家破産も時間の問題と言われているアメリカで、教育予算削減に反対する大規模なデモが全米各地の大学キャンパスを中心に実施された。題して「公教育を守るための行動日」(Day of Action to Defend Public Education)。

サンフランシスコ・ベイエリアでは、カリフォルニア大学バークリー校、同大学サンタクルーズ校、サンフランシスコ州立大学などのキャンパズを中心に多数の学生、教職員が集まり、キャンパス内や街頭でのデモを行った。UCB(カリフォルニア大学バークリー校)内だけでも学生や教職員を中心に約千人が集結。大学への予算削減、授業料値上げ反対を訴えた。

カリフォルニア州は昨年度までの累積赤字600億ドル(約6兆円)にさらに今年度は200億ドル(約2兆円)の赤字を抱えており、州内の小学校から大学に及ぶ教師約1万9千人に、間もなくピンク・スリップ(解雇通知)を与えることになっている。

・大学
多くの教員が一時解雇や講義時間カットなどの憂き目にあっており、学生たちは希望する授業を受講できない、もしくはできても定員オーバーのすし詰めクラスでの授業を余儀なくされている。カリフォルニア州立大学CSU)は今学期の新学生の受け入れを取りやめた。

日本も明日は我が身だ。欧米国際金融資本にのせられ(のるように脅迫され?)、膨大な財政赤字を抱え、それでもまた性懲りもなくボロ国債の紙くず、米国債を買うように仕向けられ、買ってしまった国である(その後、また中国が買ったので中国が世界一という記事もあったが)。 今後の動向を注視したいものだ。

グローバル化した現在、変化は急激に起こる。変化に対応できない産業は突然死あるのみ。

民主党の支持基盤は日本滅亡を目論む日教組である。自民党に多数いる文教族が引っ張ってきていた私学補助金もどうなるかねえ。楽しみですね(笑)