淡い期待

先日、バイオの某分野で研究者として世界中を渡り歩いている友人と久しぶりに会った。

相変わらず胸に突き刺さることばかり言うので正直困ってしまった。。。

「日本の大学院生やオーヴァードクターは面白いよ〜。彼らは、誰かが何かを与えてくれると信じ切っていて、何も自分で掴み取ろうとしないんだよ。」

「40歳近くなのに、指導教授や知己の教授が独立ポストを与えてくれると淡い期待を持っているので真剣になれないみたい。やばいよねー。独立って、それこそ一人で血のにじむような努力をして勝ち取るものなのにね。」

「研究者として発展途上の時期にみんな結婚してしまい、生産力が大幅にダウンしてしまうんだよね〜。本人はそのことを全く意識できていないんだけど。能力があるのにもったいないよ、ホント。」

いやはや、日本を飛び出して正解だったね。

日本にいるとそんな奔放にはなれないです。