目を覚まさないのはなぜか

日本の若い自称研究者達の多くは未だに、誰も読まない紀要や学会誌に無内容の作文を載せたり、知のコンビニエンスストア状態となっている新書で著作を出すことに嬉々として取り組んでいる。 >最近は同人誌を出すことも流行しているらしい。なぜもっと圧倒的…

物乞いたちの夢物語

以前研究者として、いくつかの国や公的機関から数年の契約を貰いながら(合計7年間)生きていたときにつくづく思ったこと。「学者ですとか研究者ですとか偉そうに名乗っていても所詮自分は物乞いだな。」『条件なき大学』デリダ 国際哲学コレージュは、政府…

知の継承ねえ。。。

猫先生が書いている知の継承に関しては、別に灯台でも十分にはなされてないんじゃないの。私がいた業界だと、Walter Benjamin なんて、フランス語はもとより、ラテン語やヘブライ語もできない灯台のナイーブなドイツ語をお勉強しているお子ちゃま達の作文練…

批評家ってどこへ行ったの?

『広告批評』が2009年4月号をもって休刊するようだ。というか、批評家ってどこへ行ったの?まだ生きてる?

人文学なんてとっくに終焉しているんじゃなかったの?

知人によると、高山宏御大が「人文学は終わってない。これからが面白い」とあちらこちらで吹聴(?)しているらしい。http://www.meiji.ac.jp/nippon/teachingstaff.html#ta本心ではないとはいえ、自身の強力なブランド力(最近は「学魔」というブランディン…